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見る世界 聴く音楽 World & Music

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parsifal1882さんとのブログチャット

このブログの管理人mirusekaiはブログ、Nachtmusikの管理人のparsifal1882さんとFC2ブログのコミュニティ《クラシック音楽》で意見交換しました。
parsifal1882さんから許可をいただきましたので、そのやりとりをご紹介します。

編集上の都合により、このページの投稿時の日付は実際のものとは異なります。
Blog Chat between mirusekai and parsifal1882 (His Blog is 'Nachtmusik')


******* 2011年07月07日
はじめまして。
音楽教育を受けていないクラシック音楽ファンです。コンサートに行ったり、クラシックのCDをコレクションしています。名前のとおりワーグナーをよく聴きます。いまBlu-rayで観賞するケント・ナガノのパルジファルがお気に入りで、その影響でParsifalの名を騙ってしまいました。
少しでもいい音で音楽を聴きたいので最近オーディオの入替えを始めました。この分野のテクノロジーの進化はすごいですね。 parsifal1882

************ 2011年07月09日
parsifal1882さんは本当にワーグナーが好きなんですね。日本のクラシック音楽愛好家の熱心さは歴史的に証明されていますから、音大に行かなくても全く問題ないと思います。
前に本を読んで知ったのですが、ドイツのあるレコード会社が昔、ヴォルフ全集を出そうと世界中に予約を募ったのですが反応が悪くレコード化をあきらめかけていたところ、日本からかなりまとまった数の予約が入りなんとか実現でき、日本の代理店は大変感謝されたそうです。
ワーグナーや最近のオーディオ機器には詳しくありません。おもしろそうなお話、お聞かせください!

******* 2011年07月12日
mirusekaiさんこんにちは。
恥ずかしながら私はそんなに熱狂的なワグネリアンじゃないんです。正直に言えばつい最近までParsifalは苦手で、ケント・ナガノのBlu-rayを見てはじめてParsifalの面白さがわかったという程度です。レーンホフの演出は、クリングゾルがミッキー・マウスと「暫」の鎌倉権五郎をあわせたような変なメイクと衣装だし、最後に聖杯騎士団の騎士達が第一次大戦時の軍装(トレンチコートにガスマスク)で去っていくという意味不明なところもあり、好き嫌いが分かれるとは思いますが、ケント・ナガノの演奏と歌手陣は最高でした。
ただ思うのはオペラって映像がないと面白さが半減ですね。演出がヘンテコでこれなら映像がない方がいいというケースも結構ありますが・・・。

************ 2011年07月20日
parsifal1882さん、パルジファルを聴くなんて、相当クラシック音楽に打ち込んでおられるのではないでしょうか?お話を伺ってケント・ナガノのパルジファルに興味がわいてきました。
オペラでは『トロイ人』が昔から好きです。映像がなくても全く問題なかったですよ。最近、三枝成彰著『大作曲家たちの履歴書』でその曲が絶賛されていたり、ポール・グリフィス(1947 -)著『Classical Music』(2004年出版)でベルリオーズをメロディーとオーケストレーションの名人と紹介しているのを知って驚いています。なにしろ、ロッシーニはベルリオーズを全く素人扱いしていましたから。ラルース世界音楽事典でもシベリウスを絶賛しているのを知り、びっくりしています。作曲家はわかりやすい音楽を作るべき時代になっていると思いますね。大多数の人がわからないようではクラシック音楽は生き残れないでしょう、きっと。

******* 2011年07月24日
mirusekaiさん、こんにちは。
トロイ人とはベルリオーズ作曲のオペラでしょうか。残念ながらまだ聞いたことがありません。最近、ゲルギエフ指揮のBlu-rayでトロイ人が発売されたので気になっていました。演出がパドリッサなので「どうなの?」という感じですね。あと字幕に韓国語と中国語があって日本語がないってひどい話ですよね。ま、英語字幕も薔薇の騎士や椿姫なら日常会話なのでなんとかなるのですが、ワーグナーあたりになると見た事もない呪いの言葉や古語英語がオンパレードなので字幕を追うのがつらいです。たぶんトロイ人も古典なので辞書で意味を拾いながら聴かないと私の英語力では肝心なところが理解できないと思います。でも音楽を聴くだけでもいいかなと思いますけど。
ロッシーニはワーグナーが訪ねて来たとき、料理をしながらワーグナーを軽くあしらったという逸話を持っているので、彼の評価はあまり参考にならないのでは・・・。

************ 2011年07月24日
parsifal1882さん、
ロッシーニとワーグナーの逸話は知りませんでした。ロッシーニの料理は有名ですが音楽面では保守的だし、新しい音楽には興味がなく(作曲活動は早めに止めた)、ワーグナーの新しい音楽は全く理解できないでしょう。でも彼(ロッシーニ)は間違いなく本物の作曲家だと思いますよ。ベルリオーズもオペラ『オリー伯爵』は絶賛していました。
トロイ人はコリン・デイヴィスが作曲者の没後100周年頃にやっと全曲を初上演、初録音し、みんなが注目し始めました。
ベルリオーズはオラトリオ『キリストの幼時』もすばらしいですよ。最後の無伴奏の合唱場面あたりは誰もけなせません。ストラヴィンスキーでさえほめたでしょう。これこそ本物の音楽だと思います。何を歌っているかなんて(歌詞)全く気になりませんが…。(笑?冷や汗…?)
次のYouTube、43分からのところです!
http://www.youtube.com/watch?v=OqXyYs5YQ9o&feature=related
デュトワ指揮 Berlioz: L'Enfance du Christ

******* 2011年07月25日
mirusekaiさん、こんにちは
YouTubeでベルリオーズの「キリストの幼時」を聴きましたよ。すごく良いですね。お勧めの43分から聴きましたので今度は通して聴いてみます。この作品は19世紀の宗教音楽としてもっと評価されてもいいと思います。
あとトロイ人ですが部屋のラックを探したら出てきました。ポール・パレー指揮デトロイト交響楽団の5枚組オムニバスCDの中にThe Trojans - Royal hunt and stormという曲が入っていました。狩の合図に使われる角笛(ホルン?)の使い方が仲間と呼応するのがうまく表現されていて感心しました。ジークフリートの「ラインの旅」で使われる角笛に雰囲気が似ていて思わず聴き比べてしまいました。なんでも、どこにでもワーグナーを引っ張り出すのは悪い癖ですけど。
ゲルギエフ指揮のトロイ人のBDですがネットでパッケージ裏面を見てみたらボクシング・シーンがありました。これって古代ギリシャ・ローマ時代の話ですよね。パドリッサの演出は本当に意味不明です。

************ 2011年07月 26日
parsifal1882さん、ありがとう!ベルリオーズのキリストの幼時、気に入ってもらえてほっとしました。ブラームス、ニーチェ、マスネ、ドビュッシーも賛辞を呈しているそうです。(デュトワ指揮DECCA盤解説書p.12)ミュンシュやクリュイタンスも名演を残しています。
変わった演出をするのは、こうした先輩たちと張り合わなければならないからなのでしょうか??
有名なRoyal hunt and storm、王の狩と嵐の楽譜はかなり変わっていますよ!2分の2拍子と8分の6拍子と4分の3拍子の音楽が同時に鳴るところがあるんです。下記のYouTube、6分20秒からの合唱が入るところですが、やかましくて聞こえないかもしれません。
http://www.youtube.com/watch?v=j-nQvhBQPZQ
トロイ人はブーレーズが嫌っているバレエ場面もいいと思います(彼はこの部分だけは古臭くてダサいと思っているようです)。ディドーとアエネーアスの愛の2重唱や7重唱なんかも忘れられません(つまり第4幕)!
トロイ人は上演するのに2晩かかるオペラです。ワーグナーはいろいろとベルリオーズの影響を受けているようですね。仲はあまり良くなかったみたいですが。

******* 2011年07月26日
mirusekaiさん、こんにちは。
トロイ人のYouTube見ましたよ。アムステルダム・オペラの作品みたいですね。男性6人のバレーのシーンはMJのスリラーを思い浮かべしまいました。何を表現したいのか前後の脈絡がないのでわかりませんでしたが・・・。
確かに途中から音楽が複雑に鳴り響きますね。どうやって指揮をしているのかオーケストラピットを映して欲しいです。

所有Discが1000枚を超え厳密に何枚あるわからないほど増えたので、自分にアホなルールを課しています。
1、DiscはまずSACDから選ぶこと。
2、映像ソフトはBlu-ray以外買わないこと。
3、月額1万円を大きく超えないこと。
4、クナッパーツブッシュとバックハウス以外モノラルは原則不可。
5、そして通常CDの購入は極力控えること。
コンサートホールの残響までリアルに再現されるSACDマルチやBlu-rayのDTS-HDの超高音質なサラウンドを聴いてしまうと、普通のCDはもの凄い名演でもない限りちょっと食指が伸びません。なので「キリストの幼時」はC.デイヴィス指揮LSOのSACDを候補にしています。C.デイヴィスのDiscをお聴きになったことはありますか?

A.S.ムターが演奏したBrahmsヴァイオリン・ソナタのBlu-rayが届いたので先ほどまで鑑賞していました。昨春、満開の桜が咲き乱れる松本ハーモニーホールでムターのBrahmsを聴きました。前から4列目の中央と座席位置もよく、その演奏の印象があまりにも強烈だったのでCDではまったく物足りません。このBDのサラウンドと映像でなんとか満足できました。
ムターも松本の桜が大変気に入ったとレコ芸のインタヴューに答えていたと思います。立ち読みなので記憶があやふやですが・・・。

************ 2011年07月27日
parsifal1882さん、コメントいつもありがとうございます。
どうやって指揮をしているのか → 1小節を1つで(1拍子扱い)振っているのでしょう、きっと。
SACD、Blu-ray → モノラルは確かに嫌ですが音質はあまり気になりません。(昔の演奏家の方がうまいと思いますが…。先輩演奏家たちの録音が聴けて後から録音する人はかなり有利でしょう?)
そんなことより、どんな録音でもいいですからブルーノ・マデルナ(1920-73)作曲の Serenata Ⅰを聴きたいと心底思います。
C.デイヴィスのDisc →新しい録音のはYouTube でちょっと聴いただけです。そのCDはamazon.comで試聴できるかもしれませんね。
キリストの幼時のYouTube、ブログ『見る世界 聴く音楽』で集め直しました。前の時よりいい演奏のがたくさん見つかりました。 http://mirusekai.blog35.fc2.com/blog-entry-635.html
そこでデイヴィスの新録音のも少し聴けます。
もっと評価されてもいい → 「キリストの幼時」はN響が演奏しているのですから(デュトワのYouTubeはそうでしょう?)有名な曲なのではないでしょうか。この曲が好きな日本人が少ないというだけのことのように思えます(聖書に書かれているイエス一家が題材なので欧米では親しみやすく思われているのかもしれません。)まあ、最後の部分だけが特にすごいのかもしれませんが、本当のところは。
それにしてもあそこは普通じゃないですね全く。この音楽内容の濃さはベートーヴェンやシェイクスピア、ウェルギリウスの影響によるものなのでしょうか?
日本では身のまわりに超人の気配がしないのは本当に残念だと思います(石と木の建物の違い?宗教観の違い?)。ミケランジェロが作った広場が東京のどこかにあるとかショパンが住んでいた家やアパートが京都のどこかにまだ残っているとか、セザンヌ級の画家のアトリエや絵がたくさん気軽に見られるのなら、我々日本人の(政治家も含めて)目標はもっと高くなるのかもしれないと思ってしまいます。もっとも変人が増えて困るかもしれませんが…。

******* 2011年07月28日
mirusekaiさん、こんにちは
最晩年のクナッパーツブッシュの映像を見ればワーグナーの複雑なオーケストレーションでもほとんど棒を動かさずに、目と表情で合図を送っているだけですからね。人それぞれなんでしょうけど、最近の指揮者は機械のように正確に棒を振りますが、でも出てくる音楽は・・・。

現代の演奏家よりも第二次大戦後まで活躍した19世紀生まれの演奏家たちの音楽の方が私も好みです。彼らの初期ステレオやモノラル録音のDiscが私の部屋に文字通り山のようにありますよ。いまの演奏家より19世紀生まれの演奏家のほうが音楽の核心に迫っていたと感じます。一つは多くの作曲家が活躍した19世紀の空気を肌で知り、もう一つは二つの世界大戦の悲劇に裏打ちされた人生体験の深みかもしれませんね。戦後も苦労の多かった旧東側の演奏家の方が私の好みに合う演奏家が多いです。

際限なく増えるディスクを抑制するため、新しい録音は最新のSACD、BDで聴こうと思いました。それでどの程度抑制できるかわかりません。逆に言えばSACDやBDといった最新フォーマットでもないとあえて買うほどでもないです。それだけ魅力的な演奏や演奏家が少ないのかもしれません。

8月にC.デイヴィス指揮LSOのキリストの幼時を購入しようと思います。楽しみです。

天才は滅多に出ません。ダ・ヴィンチやミケランジェロのような人物は西洋世界でも何世紀に一人出現するかどうかですから。現代に現れるとしたら経済的に豊かで文化が爛熟しているところですね。やはりアメリカかな。
20世紀の音楽界でこの世紀を代表する作曲家として後世に聴き継がれるのはショスタコーヴィチだと思います。どんなに知的で斬新でも無調音楽は厳しいような気がしますね。

マデルナは名前しか知りません。オーケストラを使った20世紀後半の音楽はR.シュトラウス没後はロシアか南米の音楽を聴くぐらいです。

************ 2011年07月28日
parsifal1882さん、
私は演奏家がわくわくしながら集中して演奏するのを聴くのが好きです。生ではちょっとぐらい間違ってもいいから燃えて演奏して欲しいと思います。そのためには聴衆は演奏家をやじらなければならない時もあるかもしれません(スポーツの応援と同じで)。でもそういう熱い演奏はCDやDVDでも聴けると思います。バーンスタイン指揮のシューマンの交響曲第2番(パシフィック・ミュージック・フェスティバル・オーケストラ)もすごいし、他にもかなりたくさんありますね。だからSACDやBDだけに絞るのも正解かもしれません。
20.世紀後半にも傑作はいくつもあると思います。アバドやブーレーズ、サロネンは現代音楽でもがんばっています。彼らは本当に優秀で偉大だと思います。フルトヴェングラーやミュンシュほど個性的ではないかもしれませんが。
ブーレーズのペトルーシュカ(初録音)を初めて聴いた時は他の演奏が聴けなくなりました。
シェーンベルクのピアノ協奏曲が好きだった時期もあります。でもシェーンベルクやウェーベルンの音楽よりクセナキス(彼はブラームスの渋い音色に感心していました)やルトスワフスキ、ベリオ(ポール・マッカートニーの作曲の先生)の傑作の方がわかりやすく楽しめる場合もありますよ。
クセナキスもルトスワフスキも戦争などでひどい目に会っているようです。

******* 2011年07月29日
mirusekaiさん、こんにちは
私は現代音楽に疎く、Discの余白に入っている曲を聴く程度ですが、20世紀後半の西側(懐かしい言葉だ)の無調音楽は音楽理論がわかる作曲家と演奏家と専門の音楽教育を受けた人だけのものになってしまった気がします。中にはペンデレツキの「広島の犠牲者~」やシェーンベルクの「ワルシャワの生き残り」のようにもっと多くの人に聴いてもらいたいと思うものがありますが、グレツキは別にして購入してまで現代音楽を聴く気にはならないですね。シェーンベルクやアルバン・ベルクあたりまではDiscを買ってでも聴いたりしますが、それ以降の無調音楽は、まったく理解できません。例えば、この曲はトーンクラスター理論によって作曲されたといわれても「それは何ですか?」という感じです。
私にとって音楽鑑賞は教育や苦行や習い事ではなくあくまでPastimeなので、好き嫌いと理解可能かどうかがすべてです。浅い聴き方だと思う方がいるかもしれませんね。残念ながら私にはその程度の音楽理解力しかないのです。

あと、私はCDやいまの演奏家を否定しているわけじゃないですよ。できるものなら片っ端から買って聴きたい。でも保管場所の問題と金銭的に抑制をかけるため、どうしても欲しいもの以外は、気になる程度のものは音質の満足度が極めて高いSACDとBDで購入したいのです。最近もティーレマンのマイスタージンガーのDVDやブッフビンダーのベートーヴェンのソナタ全集のCDなど買っていますし、どうしても欲しいと思えばCDやDVDも買いますよ。

月末から少し忙しくなりそうなので、コメントが少なくなるかもしれません。お許し下さい。

************ 2011年07月29日
parsifal1882さん、コメントいつもいただきありがとうございます。
先日、ブログ『Nachtmusik』のメール画面に書き込んで送信したのですが、見る世界聴く音楽ブログでNachtmusikブログにリンクさせてもらっていいでしょうか?
それから、今回の一連のコメントのやり取り非常に楽しかったので、できれば見る世界ブログで紹介したく思いすが、いかがでしょうか?お返事急ぎませんのでご検討よろしくお願いします。
ところで、「それ以降の無調音楽は理解できない」というふうに書かれていましたが、よく言われるそういう意見に対して「ベートーヴェンのハンマークラヴィーア・ソナタだって難解、私には理解できない」というようなことを言った評論家がいました。確かにベートーヴェンの後期の作品が、クラシック音楽がわかりにくくなった発端かもしれませんね。ヨーロッパ人は本当にがんばり(過ぎ)ますから。(しかし、確かに1回聴いて曲が完全にわかるというのは難しいかもしれません。でも、その曲との相性というのは何となくわかるのではないでしょうか?)
私がルトスワフスキ(ムターが録音したChain 2はすばらしい)などを紹介したのは感覚だけで十分楽しめるという意味だったのですが、ベルリオーズのと同じように…。
苦行というのは作品の方に問題があるのではないでしょうか。制作者はまず職人であるべきだと思います。チャイコフスキーは職人に徹したのかもしれません。当時のロシアの聴衆にわかるように曲をつくったという意味で。
ベートーヴェンの音楽は講義みたいで、一方的に自分の考えを主張しているように聞こえてたまらないと言った人もいました。
自分の経験ですが、それまでセザンヌの絵は全くわからなかったのにある日突然楽しめるようになってびっくりしたことがあります。岡本太郎が言っていたように結局は自分が変わったのでしょう。
私にとって美術は全くのPastimeです。絵を見たり描いたりするのは前から好きでしたが特に勉強というのはその頃していませんでした。

******* 2011年08月04日
お久しぶりです。mirusekaiさん、こんにちは。
C.デイヴィス指揮LSOの「キリストの幼時」を入手しましたよ。なかなか面白い作品ですね。演奏の良し悪しは他の演奏と聴き比べたことがないのでわかりませんが、歌手陣は充実していたと思いますし、特にナレーター役のテノールYann Beuronは声に張りがあり彼の声を聴くだけでも購入した価値があります。ヘロデ王役のWilliam Dazeleyも大変素晴らしかったです。ただマリア役のメゾソプラノのKaren Cargillの声量ではオケに負けずに歌うのは大変だったろうと思います。私の感想ですが、マリアは若い母親なのでメゾソプラノよりソプラノの方がよいのではないでしょうか。写真で見るCargill嬢は若く美しい容貌なのですが、声質が重く喉にかかったような感じで損をしています。
第二部、第三部で活躍するナレーターを聴いて、ナレーターの歌がバッハのマタイ受難曲のエヴァンゲリストのように説明的ではなく、あくまでも歌をメインにした構成で、今さらながらベルリオーズのオーケストレイションと声楽の巧みさに感心しました。またバッハのマタイをかなり研究したようにも感じます。

このDiscの録音は極めて優秀で、マルチチャンネルで聴くと残響が薄いといわれるバービカン・センターの特徴がよくわかります。優秀なマルチチャンネル録音は目を閉じて聴くと、部屋とスピーカーが消えコンサートホールで響いていた音楽だけが聴こえますが、このSACDもまさに音楽のみが鳴り響きます。これは実際に聴いてみないと私が力説してもわかってもらえなかもしれませんね。機会があったらマルチチャンネルでどうぞ。

追伸、このコミュニティのやり取りも含め、ご自由にお使いください。

************ 2011年08月05日
parsifal1882さん、コメントの掲載、了解していただきありがとうございます!
「キリストの幼時」のCDすばらしかったようで良かったですね。
第3部のイエス一家を迎えて演奏する3重奏曲はいつ聴いても魅力的ですね。幼子のイエスがびっくりして泣くような演奏でないといいのですが。真心のこもったようなのがいいと思います。
マリア役のメゾソプラノ → この曲のオケは通常小規模なのだと思っていましたが…。
スコアで見ると第1部は金管はホルン2本だけ使っていますが、第2、3部は金管楽器はゼロのようですし。
ベルリーズはかなりメゾソプラノが好きみたいです。ファウストの劫罰や劇的交響曲のロメオとジュリエット(これは間違い!コントラルトだった)でもメゾソプラノのいい歌が出てきます。
トロイ人の女声の役はソプラノ1人、メゾ3人!、アルト(コントラルト)1人となっています。
バービカン・センターでは前にロンドン・フィルを聴いたような気がします。幅が広く奥行きが狭い感じのホールではなかったでしょうか。周囲の壁は板張りでよく響いていたと思います。小編成のオーケストラや合唱が主体の演奏向きかもしれません。


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テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

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